ドローンパイロットとしての私
さて、「ブログを書くぞ!」と初めたわけですが、いきなりつまずいておりました。
もうすぐ新年度が始まりますもんね。
心機一転を図るには良いタイミングです。
そんなわけで、これからはドローンネタをコツコツ書いていきますよ〜。
まずは前回(初回)のブログで予告した通り…
「あなたって誰?」 「私のドローン利用状況」
これから始めたいと思います。
では、ベタですが自己紹介を。
平成15年に開業したので今年で開業14年になります。
その間、各方面からご愛顧頂きまして様々な仕事をやらせてもらいました。
業務は何気に幅広いのですが、主に河川に関するあらゆる調査や設計を行なっています。
そんな土木屋がドローンと関わりを持ったのは河川災害復旧調査の時でした。
台風や長雨で河川が洪水になり、護岸が崩れたり堤防が破堤した場合、可及的速やかに復旧工事に取り掛かるわけですが、その工事に先駆けて測量や災害現況調査が行われます。
そしてそれらの測量調査では、各作業員が危険な場所に踏み込むことがデフォルトでした。
それは作業主任者である私も例外ではなく、危険を感じることは半ば日常的で、それ以外に方法がないものと思い込んでいました。
ある日、危険箇所で現況写真を撮影していた時のことです。
ふと思いましたよ。
「人がやるのってめっちゃ効率わるいな〜」…と。
えぇ、思いましたよ。
アンタ何年やってきてそのセリフなのよ…と。。。
まあ、そんなわけで危険箇所での作業効率化を考えたのですね←遅
そこからドローンの活用に辿り着くまでそんなに時間はかかりませんでした←早
それが2012年なのですが、その頃は今のようにドローンなんて言葉は世の中に広がっていません。
認知名称はラジコンですよ!ラジコン‼︎
そうしているうちにフランスのParrotや、皆さんお馴染みのDJIから初代Phantomがリリースされました。まだこの頃は言葉も物体もさほど普及はしていません。
新しいものが大好きな私。すぐさま色々購入しましたね。
ドローンの今後の爆発的な発展が目に浮かびましたから。
私の一族に語り継がれる家訓は、
「覚えるより慣れろ!」です。知らんけど←
そうして私とドローンが Boy meets Girlしました。
運命の出会いです。
それからというもの、私はあらゆる現場でドローンを活用してきたわけです。
全国的にも導入は早かった方だと思います。
ですので、最近になって完成機体の高性能RTFドローンを触り出した方々とはちょっと違います。
こう言っちゃうと癪に触る方もいらっしゃるかもしれませんが、そう言えるだけの試行錯誤をしてきました。
当時のIMUやFCは今ほど高性能ではありません。
GPSが6個以下になって急にATTIになることもごく普通のことでした。
挙句、制御不能になることも。
仕様上、ホームポイントは記録されたはずなのに、まるで違う方角へ飛んでいこうとしたりなどなど。
結果、原因不明で墜落させた機体や、実験飛行の繰り返しで墜落させた数も一つや二つではありません。
そうして原因追求することで得られた経験や対策スキル。
これはドローンを業務で扱う側にとって、非常に大切な経験資産です。
これがない業者はすぐに分かります。
どうして分かるのかって?
それは別の機会に改めて書きたいと思います。
閑話休題。
次に「私のドローン利用状況」ですが、結論から言いますと
ドローンが利用できそうな案件にはドシドシ使っています!
撮影した写真群をsfm技術ソフトウェアで3D化してVRしたり、オルソモザイクを作成したり。
この作業によってこれまで見えない(見えにくい)ものが見えるようになるんです。
その傍で樹氷の動画を撮っていたり。
それにしてもドローンって楽しいです!
撮っていて自分も楽しいし、飛行にあたって色々な人たちに話しかけますし、また話しかけられるので、ドローンを起点にした小さなコミュニケーションが生まれます。
基本、みんな興味があるようで、ついつい話し込んでしまい、撮影予定時刻がおくれてしまうこともしばしば。
それでもいいんです。あっちもこっちも楽しければ。
私のドローン利用はまだまだ限定的ですので、これからは今以上に活用の幅を広げたいと日々考えています。
次回は「それでドローンって儲かるの?」
いきなり身もふたもないテーマに触れてしまいたいと思います。
それではドロン‼︎←古